ロサンゼルスの丘の上にあるゲティ・センター美術館は彫刻あり、絵画あり、写真あり、モダン・アートのすべてが楽しめる美術館です。また美術館の中だけでなく、建築自体も美しくアーティスティックです。美しく手入れされた庭園からは、ロサンゼルスの町並みが一望できます。絶景を楽しみながら、レストランやカフェでのんびりできて、そこで過ごす空間自体がまるで天空のような異次元にいる感覚を味わえます。更にはゲティ・センターは設立したポール・ゲティの意向により、入場無料！入場無料の美術館は同じくゲッティの系列であるゲティ・ヴィラ（マリブ）や、The Broad（ダウンタウン）などもあるのですが、ウェストサイドにあるゲティ・センター美術館ではより自然と融合したリラックスした雰囲気の中でアートな空間が楽しめます。
ゲティ・センター美術館への行き方・入場料金・駐車場情報
ゲティ・センターは、ウェストLA（UCLAの少し北）にあります。正直、車がないと行きづらいと思いますが、レンタカーやウーバーを駆使して行く価値は大いにあります！
住所：1200 Getty Center Dr, Los Angeles, CA 90049
（カーナビによっては間違った行き先を指定されることもあるので、ゲッティ公式サイトによれば、カーナビの目的地にはN Sepulveda Blvd & Getty Center Dr, Los Angeles, CA 90049を入れるとよいそう）
URL：https://www.getty.edu
ゲティ・センターの入場は無料ですが公式サイトで行く時間を予約しておく必要があります。駐車場代金は通常20ドル、３時意向は15ドル、6時以降は10ドルです。また、ゲッティ・センターとヴィラを同日に訪れる場合は、ネットで予約をすることでもう片方の美術館の駐車場代金が無料になります。ちなみにゲティ・センターとゲティ・ヴィラ間の移動は30〜40分ほどかかります。
駐車場に車を停めた後は、テーマパーク並みに長い行列に並びます。順番が来たら、予約画面を見せ、またカバンの中身を確認されます。一応ゲティ・センターは「予約が必要」なのですが、現実的には「予約をしていない」ままこの行列に並んで入場している人たちもいました。ここらへんのおおらかさというかいい加減さはロスっぽい。しかし「次は予約をしてください」と言われており、繁忙期などは入場を断られる可能性も高いと思うので、このサイトを見てロス観光の計画を立てている皆様は、どうかしっかりと予約をしたうえで訪れてくださいね。
予約と荷物検査が終わると、ようやくトラム（モノレールみたいな乗り物）に乗って5分ほどで美術館入り口に到着します。時間や季節にもよると思いますが、トラムに乗るまで、結構（10〜20分ほど）並びました。行列で待つのだるい！という方は、美術館まで歩いて行くことも可能です。歩いた場合は、約15〜20分で美術館に到着します。
ゲティ・センター美術館の回り方
トラムを降りると、「ようこそゲティへ！」と係員の人が大声で出迎えてくれるので、メインの建物に向かいます。白っぽくいかにもアーティスティックな建築物はリチャード・マイヤーという著名な建築家によるものです。
入り口で見どころなどを載せたパンフレットをもらいましょう。日本語版をはじめ、様々な国の言葉で用意されています。世界中から観光客が集まっていることがわかります。
ゲティ・センターは複数の建物に複数の展示がおこなれています。常設展示にはゴッホなどの有名な作品がありますので、ゲティ・センターが初めての方はまずこちらを見て回るのがおすすめです。
また、ゲティ・センターの公式アプリをスマホにダウンロードすることで作品解説をスマホで聴くことができます。ゲティには無料WiFiがあるので、ギガを気にせずアプリをダウンロードすることができます。日本語の音声ガイドにも対応しているので、ぜひお試しください。
ゲッティ・センター美術館観光に必要な時間は？
ゲティ・センター美術館は、行き帰りのトラムの待ち時間や移動などですでに30分以上はかかってしまうと思います。また美術館はもちろん美しい庭園もおすすめなので、最低でも2時間以上はゲッティ・センターでの観光時間を確保した方がよいです。理想は、3〜4時間あるとよいでしょう。アートが好きな方であれば、じっくり1日かけて見たり、午前中と午後でゲティ・ヴィラとかけもちしてモダンアートと古代アートの両方にどっぷりつかるのもおすすめです。
ゲティ・センター美術館まとめ
ゲティ・センター美術館は、ロサンゼルス観光のなかでかなりおすすめです。特に「絶景」が見たい人や「美術館」が好きな人にはおすすめです。