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別室送りと入国拒否を防ぐ!アメリカ入国審査徹底対策(想定問答集&体験談リンクつき)

ロス観光で起こる最悪の事態

ロス観光に行くときに、必ず通らなければならない関門ーそれが「入国審査」。

「別室送り」とは、空港での入国審査カウンターで通してもらえず、別室で二次審査を受けることだ。何時間にもわたり厳しい取り調べを受けた後、最悪の場合は「入国拒否」となってしまう。つまり、せっかくの休みも、荷造りもホテル予約もレンタカー予約もロス観光の完璧な計画も全てが水の泡となってしまい、空港から一歩も出ることなく、次の便で日本に送り返されることになる。しかも、将来の米国入国に悪影響になる可能性もある。怖すぎる。

ちょっと前もハワイ観光に来たのに「別室送り」を経て入国拒否をされてしまった日本人女性の体験談がバズっていた。詳しい事情はわからないが、せっかく楽しみにしていたであろう観光が台無しになってしまったことに対しては、心から同情する。

ロス観光に来る皆にはこのような思いをしてほしくない。そこで、ここでは別室送りになったことがある家族の体験やネットで公開されている情報を通じて「別室送り」「入国拒否」にならないための対策を紹介する。「対策を練る」といっても嘘をつくことはできないことはお忘れなく。

入国審査でよく聞かれる質問と回答例(英語)

ここでは入国審査でよく聞かれる質問と、回答例を日本語と英語で紹介する。回答例はあくまで例なので、自分のケースに合わせて答えてほしい。

なぜ米国を訪問するのですか?Why Are You Visiting the United States?

観光です。/ Sightseeing.

ここでの答えは、自分の持っているビザや入国資格と一致していなければならない。ロスに来るほとんどの観光客は、ビザではなくESTAを取って90日間以内の短期滞在で来ると思う。その場合は「観光Sightseeing」一択でOK。

一応ESTAでも短期商用での滞在はOKで、管理人も過去にアメリカの見本市視察や買い付けのために出張でアメリカに来たことがある。日本企業に務めていたためか、問題なく入国できた。ただ、「アメリカで仕事を探しに来たのでは」とか「アメリカ国内で仕事を見つけて居座りそう」と思われないような注意は必要。

また、最近増えているインフルエンサーやユーチューバーは、新しい職業だからか、正直よくわからない。(副業でYouTubeしてるからその撮影もしたい)とか、(旅ブログで収益化目指してるからそのために現地で取材したい)とか、いろいろ考えていたとしても、誤解を避けるため黙っておいた方がいい。

滞在先はどこですか?Where will you be staying in the US?

ダウンタウンの都ホテルです。Miyako Hotel in Downtown LA.

ホテル名とアドレスをしっかり答えること。エアビーの住所や友人宅の住所でもいい。入国審査官いに、アメリカで何をするのか明確な計画があることをしっかりと示そう。慌てないように、予約の控えなどを印刷するか、スマホで提示できるように準備しておこう。もし(ロスでの滞在先が決まっていないのでは)という印象を与えると、入国拒否されてしまう可能性がある。

一応LAXにWi-Fiはあるが、空港のWiFIの強さは場所によって異なる。入国審査の場所でWi-Fiがすぐ通じない場合を想定し、スクショを取っておこう。また、万一別室送りになった時、スマホや電子機器は使うことができないという。身の潔白を照明するために必要な書類は全て紙に印刷して持っていこう。

米国で誰を訪問するのですか?Who will you be visiting while in the US?

カリフォルニアに住んでいるおばと会います。I will meet with my aunt who lives in California.

入国審査官は、あなたが明確で合法的な計画を持っているかどうかを見さだめようとしている。。友達に会う程度だったら問題ないが、観光で来ている場合「彼氏」「婚約者」という言葉は一切出さない方がいい。誤解を生み、別室送りや最悪入国拒否になりかねない。

米国での滞在期間は? How long are you staying in the U.S.?

一週間です。

One week.

ESTAで許される滞在期間は90日以内だ。いつまでアメリカにいるのか、明確に答え、アメリカから帰る計画がきちんとあることを示そう。念のため帰りの航空機チケットの控えを見せられるように用意しておこう。

これまでにアメリカに来たことは?その時の滞在期間は?/ Have you ever visited the US before? If so, how long did you stay?

はい、[2022年]に[一か月間]滞在しました。

I came to the US in [2022] and stayed for [a month]

いいえ、今回がはじめてです。

No, this is my first time.

これは、正直に答えるしかない。傾向としては、頻繁にアメリカに来ていること、前回の渡米から期間が開いていないいないこと、などが別室送りのリスクを高めると言われているが、嘘をつくことはよくないので、正直に答えよう。

お金はどれくらい持ってきましたか?How Much money do you have for this trip?

[3000ドル]準備して持ってきました。クレジットカードと、いざというとき現金を引き出せるように銀行のデビットカードを持ってきています。

I have [3,000(three thousand) dollars] for this trip. I also have a credit card and debit card for any additional expenses.

この質問は入国審査官の質問リストには入っているが、もし聞かれたら正直「疑われている」かもしれない。この質問は、観光客といいつつ、現地で仕事をしたりしないかどうかを判断するために聞かれる。正直に答えるのが一番だが「無一文ですが放浪に来ました。お金がなくなったら皿洗いでもなんでもして食いつなぎます」的な回答は入国拒否される可能性があるので要注意。

誰がこの旅費を出していますか?/Who Is Paying for This Trip?

自分で支払っています。

I’m paying for this trip on my own.

この質問は、上の質問と同様、アメリカ滞在中に無一文になってしまったり、経済的な不慮の自体が訪れないかということ、また人身売買の可能性などを見極めようとしていると思われる。例えば、誰かに航空券を買ってもらった場合や、誰かに旅費の援助を受けた場合は明確に説明ができるようにしておこう。ただ、これまで入国審査を受けているが、あまり聞かれたことはない質問だ。

まあたいていこんな感じの問答集を自分のパターンに合わせて用意しておけばよいだろう。別室送りに限らず、相手の言ってることを理解したり、自分の意思や言い分をしっかり伝えるために「英語力」は大切。

ただし、はっきりした理由もなく、入国審査官の「気分」によって別室送りになることもある。理不尽だが、入国審査官にはその権限があるようなので、どうしようもない。

別室送り体験談

管理人本人ではないのだが、20代の妹がパンデミック前にサンフランシスコ空港で別室送りになった。妹はサンフランシスコ在住の彼氏がいて、毎回彼氏の家にビザなしでの泊まり、90日が経つ前に帰国し、またサンフランシスコ……と渡航を、4,5回繰り返していた。若い女性の一人旅・頻繁な長期滞在・更に服装が派手という一番怪しまれるパターン。妹現地で就労やバイトなどは一切しておらず、決して違法なことをしていたわけではないので、「入国拒否&日本に送り返される」という最悪の事態は免れたものの、長時間尋問されて疲弊したという。ちーん。

またネット上に貴重な「別室送り体験談」を公開してくださっている方々がいるので、以下に紹介しておく。も

「アメリカに彼氏いるでしょ?」アメリカ入国審査での別室送り体験 : New Life in The US
アメリカの入国審査は理不尽に厳しいというのは有名な話。私は、アメリカ移住なんて全く考えていなかった20代の頃にシアトル・タコマ国際空港(以下、SEA)の入国審査で別室送りにされた経験があります。アメリカに彼氏が居ると疑われ、荷物の開封検査を...

travelloverさんの別室体験談Simplicity | 内部SEO施策済みのシンプルな無料WordPressテーマ。3時間にわたるやり取りが詳細に記されていて参考になる。「勤務先の名刺」がよかったようで、もしグローバル企業に務めている場合は名刺を持参するのはいいかもしれない。

アメリカ入国審査別室送りになった話,その理由や対処法は? - On the way to be a tourist |Masaの旅行記
アメリカの入国審査はいろいろ英語で聞かれて厳しいとの話がたくさんありますね。僕が初めてアメリカに行った時、実は別室送りにされました。強制送還などはありませんでしたが、疑わしいことがあると別室に送られるようです。今回は僕が入国審査で別室送りに...

初めてのアメリカ入国、しかもロスの空港で別室送りになったというMasaさんの体験談。この方も「長期滞在」及び「日本での職業」がポイントになったと思われる。日本での職業は誤解を生まないようにしっかり答えられるようにしておこう。

ロサンゼルス空港で別室送りにされた話|くれさん
コロナ前に書いた「ノリと勢いで地球の裏側にいった備忘録」をやっとnoteにアップした。すごく中途半端だけど。 旅行の最中の衝撃的な出来事は多々あれど、それは私の旅のお土産であり、皆さんが現地に行って体験してほしい…とかカッコいい事を言って詳...

トランジットで経由したロスの空港で別室送りになってしまったくれさんの体験談。「パスポートと顔が違う」と思われたことが原因のよう。入国審査官も結構適当ですね……。

『アメリカ入国審査、恐怖の別室送り』
観光目的でハワイを訪れた若い日本人女性がアメリカ入国を拒否され、強制帰国させられたというニュースを見ました。 ニュースによれば、出稼ぎ売春を目的としてアメリカ…

二度別室送りになったnw005さんの体験談。シカゴ空港とニューストンでの体験談観光客ではなく、既にアメリカで働いてたにも関わらず、別室送りになってしまったということで、参考になった。

アメリカの入国審査で別室送り~最も厳しい空港はあそこだ! | みみたまボーイ漫遊記
アメリカの入国審査は厳しい。多くの人が「別室送り」になっている。今回は自分が「別室送り」になった実話、そして備えをお届けします。

駐在員でも別室送りになる!ということでSFOで複数回別室送りになったみみまボーイさんの体験談。もはやここまでくると「独身女性一人旅」とか関係なく、本当に「運」が左右してくるのかな、ということが見えてくる。

皆様、貴重な体験談ありがとうございます。また、もしロス(じゃなくてもいいアメリカの空港で別室送りや入国拒否になってしまったことがある方。あなたのブログやサイトで別室送りに関する記事を書いた場合、リンクしますので、ぜひ紹介させていただきたい。よかったら教えてください。

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