車なしでもロス観光はできるの?とよく聞かれます。
結論からいうと「できます!」
このページでは、車なしでロサンゼルス観光を効率的に行うコツや、ロサンゼルスで使える公共交通機関やライドシェアについて詳しくお伝えします。
ロサンゼルスは車社会
そもそも、ロサンゼルスは物理的に広いんです。グレーターロサンゼルスは関東平野と同じくらいある、と言われていて、公共交通機関はあるにはあるのですが、あまりきめ細かく発達していないので、一応大都会であるにも関わらず、まるで田舎のような自動車移動が一般的です。ただその車社会の弊害も多くあり「渋滞がすごい」「ガソリン代が高い」「駐車場料金が高い」などがあります。ろすかん!では多くの無料で入れる観光名所をご紹介していますが、入場無料でも結局料金がかかるところがほとんどです。
ロスの公共交通機関について
このように車社会のロサンゼルスですが、公共交通機関もちゃんとあります。
空港や主要エリアはメトロレールという鉄道で繋がれていますし、他にも様々なバスが車のないローカル民の足となっています。以下で詳しく説明します。
メトロレール(電車)
「メトロレール」の路線にはアルファベットと色の名前がついている。ロサンゼルス国際空港(LAX)からも接続があるのはメトロCライン(グリーンライン)。本記事の下のほうで、空港からメトロの駅まで無料の送迎バスへの乗り方を説明している。
バス
「メトロバス」は、ロサンゼルス市内及びその近郊で走行するバスシステムの名である。200以上のバス路線が市内の各所を網羅し、メトロレール線との接続も図っている。おそらくロサンゼルスの公共交通機関で最も広い範囲をカバーしているのがメトロバス。
また、近隣の市が独自で走らせているバスシステムも多く存在する。
- Big Blue Bus (サンタモニカ)
- Culver City Bus(カルバーシティ)
- Cityline(ウェストハリウッド)’
- Torrance Transit(トーランス)
- rideLBC(ロングビーチ)
メトロリンク
「メトロリンク」はオレンジ・カウンティ郡、ベンチュラ郡、サンベルナンディーノ郡、サンディエゴ郡などの近隣エリアからロサンゼルス・ダウンダウンへの「通勤」のために作られたという鉄道システム。平日の朝夕中心の運行になっているなど、観光客にとっては癖がある使い心地だが、(ちょっとロスから離れたところに行きたい)という時には使えるかもです。例えば(ロサンゼルスから、アナハイムのエンジェルス観戦に行きたい)とか、穴(アナハイムのディズニーランドに行きたい)場合などには使えるかも?
DASH
Dashはダウンタウンをはじめ様々なエリアにあるミニバス。比較的狭いエリアを行ったりきたり、ぐるぐる回ったりしているコミュニティ内の小回りの効くバスだ。
路線検索
(自分の泊まっているホテルからあの観光名所まで公共交通機関で行けるのかな〜?)そんな風に不思議に思ったらまずは グーグル・マップとかApple Mapでも普通に調べられる。検索結果のオプションで「公共交通機関(Transit)」を選ぶと、公共交通機関を使った行き方が出てくる。上で説明したように様々な鉄道やバス運営が入り乱れているので、アプリに提案してもらうのが一番手っ取り早いです。
マップ
Apple無料posted withアプリーチ
メトロの時刻表や乗り継ぎ状況はメトロの公式サイトで確認することができますが、リアルタイムで運行状況がわかる「トランジット」アプリが超便利です。ロスで公共交通期間を使いたい場合は必ず入れておきましょう。
Transit • Subway & Bus Times
Transit App, Inc.無料posted withアプリーチ
ロサンゼルス国際空港(LAX)でからの公共交通機関の乗り方
空港を出たあと公共交通機関に乗り換えるためには、ロサンゼルス国際空港(LAX)で出口を出た後は、「LAX Shuttles」と書かれたサインを探し、それに向かって進みましょう。
LAX Shuttlesには種類があり、メトロに乗り換えるためには、M Metro Connectorに乗る必要があります。料金は無料です。
- A Terminal Connector
- C City Bus Center
- E LAX Economy Parking
- M Metro Connector
- X LAX Employee Lots
Metro Connectorは、空港の全てのターミナルに停まった後、メトロCライン(グリーンライン)のAviation Blvd and Imperial highway駅まで連れて行ってくれます。
ライドシェア(ウーバー・リフト)
ライドシェアとは、アプリでタクシーを呼び、事前に料金がわかり、支払いもアプリでできる!という便利なサービスの総称です。具体的なアプリとしてはUber(ウーバー)やLyft(リフト)です。自分で車の運転しなくても、自動車で気軽に移動できるのが、ライドシェアの魅力です。
日本ではウーバーと言えば出前アプリのイメージですが、アメリカだと、出前サービスはUber Eats(ウーバーイーツ)という別のアプリになっています。
Uber(ウーバー):タクシーが呼べるタクシー配車アプリ
Uber Technologies, Inc.無料posted withアプリーチ
Lyft
Lyft, Inc.無料posted withアプリーチ
ライドシェアの呼び方
ライドシェアの呼び方は簡単です!
- アプリをダウンロードする(日本国内のUberでもそのまま使えます)
- アプリで行先の住所を英語で入力する
- 大体の値段が出てくるので、車種を選択
- アプリが近くにいるドライバーを探してマッチング
- ドライバーが自分のところに来てくれるので、車種とナンバーを確認したあと乗る
- 終わったらサービスに応じて「チップ」を支払う
これだけです。シンプルでしょう?
ロサンゼルス国際空港(LAX)からのライドシェアの乗り方
ロサンゼルス国際空港(LAX)で無事に入国審査と荷物受け取りをして出口を出た後は、ライドシェアを捕まえる番です。まずは「LAXit Taxi Ride App」と書かれたサインを探しましょう。LAXitは、タクシーやライドシェアに乗るためのスポットです。逆にいうと、LAXit行かないと、Uberやタクシーに乗れません。以前はターミナルでタクシーやUberに乗ることができたのですが、今は違うので気をつけてください。
LAXitはターミナル1の東にあります。ターミナル間は歩けない距離ではありませんが、長時間のフライトと大荷物を抱えて疲れていると思うので、おとなしくシャトルに乗りましょう。
LAXit行きのシャトルは無料で、24時間年中無休です。約7分置きにやってくるので「緑色のLAXitと書かれたバス」を探しましょう。
シャトル乗り場は2つのレーンに別れていますが「外側のレーン」(空港の建物に近い方)で待ちましょう。
LAXitのなかは、タクシーとライドシェア乗り場に分かれているので、自分の目指すエリアを目指しましょう。またLAXitにはトイレなどもあります。
自分でタクシー・ライドシェアの手配が面倒な場合
バスの乗り換えを調べたり、タクシーの手配が面倒くさい!っていう人には空港からホテルまで送迎サービスを依頼するのもありです。長い国際線のフライトの後で疲れた後にまたシャトルに乗って駅から乗り換えたり、LAXitまで行ってそこでタクシーやライドシェアの手配をするとか、確かに面倒くさいです。
ロスに到着した日だけでもホテルまで送り届けてくれるサービスは嬉しいかもしれません。