ウェストLAにあるWestfieldモールでRamen Nagiを食べてきました。
ラーメン凪(Ramen Nagi)とは
ラーメン凪は、2004年、新宿歌舞伎町ゴールデン街で始まったラーメン屋で、煮干しの風味が特徴とのこと。その後精力的に出店を続け、今では海外にも多く出展しています。
アメリカには、北カリフォルニア2店舗、サンディエゴ(ラホヤ)に1店舗、そして、ロサンゼルスには、2店舗(センチュリーシティーとアルケディア)にあります。
今回は、センチュリーシティーのWestfieldモールのRamen Nagiに遊びにいきます。
センチュリーシティのWestfieldモールにある「ラーメン凪」
お昼時は過ぎていたのですが、Ramen Nagiには8組ほど行列ができていました。待っている間にオーダー表が配られ、ラーメンの好みを書き込むことができます。OMOTENASHI SHEETとか、WAGAMAMAとか、伝わるんかな?
待ち時間は20分ほどだったでしょうか?
- Original King(豚骨味)
- Red King(カイエンペッパー味)
- Black King(イカ墨味)
- Green King(バジル&オリーブオイル)
- Veggie King(ベジタリアン向け)
油の量、麵の太さとゆで方、トッピングなどがカスタマイズできます。
……あれ?
勘のよい方は既にお気づきでしょうが、アメリカのラーメン凪には、日本のラーメン凪の象徴ともいえる「煮干しラーメン」がないみたいです。アメリカでは魚介だしが「魚臭い」と言われて不人気なので、あえてアメリカで広く受け入れられている豚骨ベースのラーメンだけにしたのかもしれません。
日本のラーメン凪のホームページを確認してみたところ、ズバリ
国内「煮干」、海外「豚骨」 のWラーメン体制
という戦略でやっていると書いてありました。うん、そうだよね。納得です。
というわけで、煮干し味のラーメンは日本のラーメン凪に行かないと食べられないようです。ちーん
Black KingとOriginal Kingを実食!
店内では、さまざまな人種のお客さんが器用に箸を使ってラーメンを食べています。店員は日本から来たっぽい人とローカルっぽい人が半々くらいででしょうか?管理人はイカ墨味のBlack King,連れはOriginal Kingを注文し、アピタイザーのために、唐揚げをオーダーしました。
この唐揚げが美味しかった!唐揚げにほんのり甘いタレが少量絡めてあり、といってもタレでびちょびちょになる感じでもなく、マヨネーズやレモンも添えてあります。この唐揚げ食べにいくだけにもう一度行ってもいいくらい美味しかったです。唐揚げの写真撮り忘れた……。
Black Kingは「イカ墨味」なのですが、それほど「イカ墨イカ墨」した感じではなく、豚骨にコクとうまみが追加された感じ。磯臭さもあまり感じません。管理人はそもそもイカ墨好き人間ですが、イカ墨が苦手な人でもこれはおいしく食べられそうです。
Original Kingも少し食べてみたのですが、ごくごくオーソドックスな豚骨ラーメン。しっかりおなかにたまる感じで食べ応えがあり、おいしかったです。
次は、バジルの入ったGreen Kingに挑戦したいです。
しかし、何よりも食べてみたいのは、ラーメン凪の本領である「煮干しラーメン」。アメリカにそのまま持ってくるのは難しいのかもしれませんが、次回日本に一時帰国したときには挑戦したいと思います。
- Ramen Nagi
- 住所:10250 Santa Monica Blvd Ste. #2850, Los Angeles, CA 90067
- 公式サイト:https://ramennagiusa.com/
アメリカで魚介だしラーメンは成功しないのか?
アメリカに上陸した「魚介だし」系のラーメンレストランはことごとくつぶれるか、また味を調整して「魚介風味」をかなり薄めています。例えば魚介だしスープを打ち出しているRAKKAN Ramen(楽観ラーメン)も上陸当時は今よりも魚介の風味が強かった気がしますが、最近魚介風味が薄れているような!?気のせいかもしれませんが、もしロサンゼルスで食べられるおいしい魚介だし系ラーメン屋があったら教えてください。レポートしにいきます。